秋田米を全国へ「一乃穂」は秋田米で作った秋田しとぎ菓子をお届けしています

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  No.315(令和元年9月1日)

秋田県では、日本で一番多い66もの民族行事が四季折々に開催されています。特に8月の旧盆期間中に開催されることが多く、すべてを見るには、観光日程の調整が不可欠となります。数年前に本通信にも書きましたが、鹿児島の知覧にある特別攻撃隊記念館には20代前後の若い特攻隊員が散華した8.000名の御霊が記録されています。戦後74年が経ちましたがその時代に生きた人々を忘れるわけにはいきません。
 長年こんな想いでしたが、10年も経ってからやっと行くことが出来ました。それと同じように、秋田県湯沢市で100年以上続いている絵どうろう祭りも随分前から知っていましたが、今年初めて見ることが出来ました。湯沢の「七夕絵どうろうまつり」は、秋田藩佐竹南家七代目義安公に、京都の公卿鷹司家から「おこし入れ」された姫君が、京都への郷愁やるかたなき想いを五色の短冊に託し、青竹に飾りつけたのが始まりといわれています。
 期間中、家々では青竹に五色の短冊や吹流し等をつり下げて門前に飾るほか、浮世絵美人が描かれた大・ギボウシ小数百個くらいの絵どうろうが通りに下げられます。日暮れ時ともなれば、これらの絵どうろうに一斉に灯がともされ、市内一円が一大不夜城と化します。その色彩と優雅さは、全国にも例のないお祭りで、今年は3日間でのべ約16万5000人の観客を集め、盛大に終了いたしました。各町内や商店街を歩行者天国にして行われるこの民族行事は、地元住民の大きな熱気が感じられます。絵どうろうの出来も素晴らしいのは言うまでもありません。知覧同様もっと早く見ておけば良かったと思った次第です。まだご覧になっていない方にこの行事をどのように伝え、私も行って見たいという気持ちにさせるためのPR力が必要と痛感しています。全国から観客を集める竿燈まつり(120万人)・大曲の全国花火競技会(70万人)などと同様、小さな町のお祭りや民族行事は地元の人間は少なからず見ておく必要があるでしょう。


  No.314(令和元年8月1日)

 全国的に有名になった竿燈まつり。8月3日〜6日までの4日間に県内外から120万人もの観客が訪れます。その期間に久光製薬の「貼って 寝て 氣持ちいい」と嵐の二宮君のCMでおなじみのあのサロンパス数万枚が、仲小路(通称・与次郎商店街)の特設ブースで配布されています。
 今年でもう4年目になりますが、秋田でしかも仲小路にこだわって、なぜ無料配布しているのかを知っている人は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
 それはひとりの秋田の女性がある男性と恋に落ち、やがて結婚し彼女は久光製薬の社長夫人となります。その女性、中冨たつ子さんは旧姓三浦たつ子さんと言い、かつて金足村の村長を務め県議会議員の三浦盛典(もりすけ)氏の長女でした。現在の仲小路一帯に広大な土地と、金足黒川地区にも三浦館(みうらやかた)がある4.000坪もの土地を持っていました。民家では東北地方最大級の平面積を誇る郵便局がある母屋を中心に表門、土蔵、文庫蔵、米蔵、馬小屋、味噌蔵、鎮守社がありました。たつ子さんは、「壊してしまうのは簡単、貴重な建物群は私の宝。この屋敷を100年でも200年でも後世に残していきたい」蓮と生前、何度も話されていたそうで、2004年から同館の維持管理を担う保存会の理事長を務め、荒れ放題になっていた館の母屋の藁葺屋根の張り替えや周辺の環境を地元の篤志ある人々と共に整備したのでした。その後、国指定重要文化財に指定されるようになりました。
 そんな縁もあり仲小路で、サロンパスが多くの人々に配られているのです。予めお問い合わせいただき、期間限定公開の三浦館を是非一度ご覧下さい。きっと感ずるものがあるはずです。藩政期の僥倖を静かに残し、400年の歴史が色鮮やかに蘇ります。思いなかばにして中冨たつ子さんは、平成22年9月13日63歳の生涯を閉じたのでした。私は彼女の弟で若くして亡くなった、三浦凡(ひろし)君とは親友でした。
一般社団法人 三浦館保存会
〒010-0121秋田市金足黒川字黒川178 

 三浦館は通常「非公開」となっています。見学を希望の方は三浦館ホームページを参照ください。


  No.313(令和元年7月1日)

 本格的な夏を迎え、皆さま如何お過ごしでしょうか。お中元の季節でもあります。どうぞよろしくお願い致します。 テレビ・新聞等で男鹿半島北浦地区にある雲昌寺(うんしょうじ)が、本年特に注目されています。NHK全国版やテレビ朝日のニュースステーションや新聞で紹介され、連日青の紫陽花を観る人で賑わっているそうです。15年かけて増やし育てた紫陽花があたり一面に広がっています。傾斜地にあるお寺の境内には、海と空の青さと相まって絶景とまで言われる程になりました。
 正にひとりの力で15年もかけて1株から今日までになったのです。「継続は力なり」を思い知ることが出来ます。数年前、あまり知られていない頃、本通信でも取材に行き紹介したことがあります。当時も素晴らしかったのですが、見学者はまだ少なく穴場的な存在でした。見学者が増えれば駐車場の整備や誘導・案内、トイレ等のアメニティが必要となりますが、人口減少の地区においては活気を与える紫陽花と言えるでしょう。3,000人程度の住民の処に、4万5千人も2ヶ月間に訪れる人がいるとは驚きです。お寺を中心とした、クマガイソウ地域のコミュニティ形成に一役をかっていることは喜ばしい限りです。
 さて、秋田の食文化では、300年以上続いているものにお米やお酒は勿論ですが秋田諸越、稲庭うどんがあげられます。その中で日本酒は、お米を主原料にしていますが、製法によっても色々な種類があります。大きくは3つのグループに分けられます。@普通酒 A本醸造酒 B純米酒です。純米酒は、お米と米麹だけで造ります。@とAはどれだけお米を精米したかで決まります。40%削ったものを本醸造、それ以上削ったものを特別本醸造、一般に50%以下を大吟醸酒と呼んでいます。なかでも「高清水」で知られる秋田酒類製造株式会社は、5月の新酒鑑評会で20年連続の金賞を受賞し続けています。
 もうすぐ竿燈等の夏祭りが始まります。秋田で味わう粢菓子や多くの優秀な蔵元のお酒は、格別な味わいになることでしょう。


  No.312(令和元年6月1日)

 令和になって1ヶ月が過ぎました。五月晴れの中、家人と北秋田市で催されたチャリティー茶会に参加してきました。以前は、見ることが出来た水田の中で勇壮に泳ぐ鯉のぼりが見られなくなったのは、寂しく思いました。まさに少子高齢化先進県を実感。
 途中、県内で最少(2.300人)の人口である上小阿仁村を通過しました。先ごろ、村長選挙があり僅か4票差という結果が出て、数え直しをしています。結果が氣になるところです。この村では、80年間にわたり暮らしを支えてきた橋が、予算の都合で架け替えられなくなっているそうです。日本経済新聞によると、こうした財政難で廃止になる橋は、全国で137ヵ所にのぼるようです。上小阿仁村だけではないにしても車のない人は、1キロ以上歩いて迂回しなければなりません。高齢になっても運転免許が、返納されない理由の一因なのではないでしょうか。
 キングサリさて、チャリティー茶会のリーフレットにはきれいな「藤の花」の写真が掲載されていました。秋田県の広報誌4月号の表紙を飾り一躍有名になった感があります。そこで大館市山田地区茂屋(もや)の十の瀬(とおのせ)藤の郷に足をのばしてみました。国道7号線を秋田より山瀬ダムに向かう県道沿いに位置します。まだ咲初めで少し残念でしたが、津島さんという方の個人所有でご尊父が、元ホップ畑を利用して約25年前から藤の苗木を植え増やし、育てられたそうです。約20アールの土地に「一本立て」の84本が並んでいます。満開は5月下旬で、写真を見るとそれは素晴らしい光景で県内外からの観客も年々増加しているそうです。個人の尽力が名所となったこと自体、感動的です。入場は無料ですが、募金箱があり見事な藤の維持に協力してまいりました。
 ※お知らせ お中元時期の送料キャンペーンを始めました。今回は宅配便送料の大幅な料金改定により5.000円以上1ヵ所の配送は半額のサービスになります。何卒ご了承ください。


  No.310(2019年4月1日)

 秋田市付近は異常に雪が少ない冬が過ぎて、3月の名残雪も少ししか降らずとうとう桜の開花を迎える季節になってしまいました。
 4月1日で26年目の春を迎えることができ、永きに亘ってご愛顧いただいている皆様には心より感謝と御礼を申し上げます。お蔭様で年々ネットでのご注文が増えてきています。開店当時、真向かいにあった羽後銀行秋田駅前支店はその後、北都銀行秋田駅前支店の駐車場になり、現在は、17階建のマンションを建設中です。1階は北都銀行秋田駅前支店と秋田信用金庫秋田駅前支店が一緒に入る全国的にも珍しい形態となります。2階は数店のクリニックなどの医療施設と集会場、3階以上は、約50所帯、100人程度の住民が暮らすことになります。
 当店のある仲小路商店街通りは千秋公園にある県民会館への通り道になっていますが、現在県民会館が建て替え工事中のため、なかいち広場でイベントのある日以外は通行量が激減しています。しかし、駅ビルのリニューアル、春の庭駅前広場の新設、ABS秋田放送本社ビルの建設、ホテルメトロポリタン秋田の別館新築、新県民会館の新築落成時は、駅前からなかいち広場まで大いに 賑わうことが期待されています。
 昨年、秋田県は「あきたいぬ」「男鹿のなまはげ」そして夏の高校野球準優勝の「カナノウ旋風」などが話題にのぼりました。金足農業高校のエースで日ハムに入団した吉田輝星選手のサインが窓に書かれた土崎港にあるポートタワーセリオンには、連日県内外より多くのファンが見学に訪れています。全高143m、展望台は100mの高さから360度のパノラマを楽しむことが出来る観光スポットも注目されています。また、先月27年振りに秋田駅周辺が地価上昇になったと報道機関の発表がありました。秋田市にとっては、うれしいニュースとなりました。


  No.309(2019年3月1日)

 陽春の候 益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。秋田市は暖冬で雪も少なくこのまま春を迎えるのでしょうか? 早いものでもう3月、愈々新元号発表もすぐになりました。  
 昨年12月23日、天皇誕生日に陛下が所感を述べておられましたが、大変感銘深いお言葉で胸が熱くなるものがありました。その一部分には「自らも国民のひとりであった皇后が、私の人生の旅に加わり60年という長い年月、皇室・国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを、心より労いたく思います。」と述べられました。自然災害や事故、そして各国への親善や慰霊等々の日程をこなされ、お二人にしかわからないご労苦があったこととお察しします。  
 天皇陛下は4月30日にご退位される予定ですが、象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と支えてこられた皇后様に、皇太子殿下は次のように述べられています。
 山菜 タラノメ・コゴミ「天皇陛下は、ご即位されて以来長年にわたり日本国憲法の天皇の規定と歴代の天皇の歴史に思いを致され、常に国民の幸せを願い、国民に寄り添い、苦楽を共にしながら象徴 天皇としてのお務めを果たされる中で、そのあるべき姿について全身全霊をもって模索をして来られました。また、皇后陛下には、そうした陛下のお気持ちを心から共有され、常に陛下をお支えになってこられました。こうした両陛下のこれまでの歩みに思いを致す度に、両陛下に対して深い感謝と 敬意の念を覚えております。両陛下には、今後とも末永くお健やかにお過ごしいただけますよう心よりお祈り申し上げます。」と話されました。
 国民の誰しもがこのように思っていることでしょう。 2月24日には、東京都千代田区隼町の国立劇場においてご在位30年記念式典のお祝いが挙行され、天皇陛下の8分半にも及ぶ感慨深いご挨拶にも感動しました。


  No.308(2019年2月1日)

 寒中お見舞い申し上げます。1月の秋田市は天候に恵まれ、ニュースでは寒波到来と何度も繰り返し報道されたものの穏やかな雪の少ない日が多く、スキー場の経営を考えなければ、生活し易い冬を過ごしております。
 ある調査でインターネットのヒット数、「AKITA」が全国で2番目に多いとの事。そして外国人に特に人気だとか。きっと「秋田いぬ」「男鹿のなまはげ」「北都銀行のバドミントン」「金農旋風」などの影響かと思います。秋田がブームになって注目されるのは嬉しい事ですが、依然人口減少子高齢化NO.1からの脱却は難しい状況です。
 さて、最近読んだ本の中に石田衣良が書いた「再生」という短編集があります。その中の「銀のデート」という題のストーリーを紹介します。ある土曜日の朝、朝食用のパンを買いに行った夫が数時間たっても帰って来ません。 トースターを前にイライラしながら妻は待っていました。
 やがて手ぶらで夫は帰って来ました。尋ねると「パン屋の場所が解らなくなった」「家にもやっと帰って来たんだ」と。夫の若年性アルツハイマーに気付くことになった最初の出来事でした。夫はその後、早期退職し妻は悪化していく症状の夫を健気に支え続けていました。
 そして「勤労感謝の日」突然夫は、上機嫌でスーツと真新しいシャツに着替えています。テイオイカイザイク「どこに行くの」と聴くと「これから若い女性とデートなんだよ」「素敵な女性だからきっときみも氣にいるよ」と言います。ネクタイを締めてくれと言われ、妻は腹立たしく思いながらも「何時にどこで会うの」と尋ねると「銀座の和光の前で午後3時だよ」と言って出かけて行きました。それを聴いて妻の心はざわつきました。30数年前夫と初めてデートした日は「勤労感謝の日」で時間と場所は同じだったのです。妻は一番上等な服を来て、現地に向かいました。夫は見つけると手を振って妻を旧姓で呼びました。20代後半の妻と現在の自分と区別がつかないのです。ふたりのもう若くはない男女は、二度目の初デートをこの後たっぷりと楽しんだのでした。


  No.307(2019年1月1日)

 新年おめでとうございます。本年の干支は、ご承知の通り亥年です。年男・年女の方々を始め、皆様のご健勝と今年もご縁が続きますよう心より願っております。4月にはお陰様で創業26年を迎えます。
 さて、昨年11月29日男鹿市で小正月に行われている「なまはげ」所謂、来訪神がユネスコ無形文化遺産にやっと登録されました。来訪神とは、正月などその年の節目に仮面を付けたり仮装したりした人間が「神」として家々を訪れる行事を言います。
 ウォー!「泣ぐ子はいねが〜」と、子供たちを震えあげさせる効果絶大で「しっかり勉強せよ〜」と脅しともとれる恐怖心を惹起させることによって、正しい人生を送れるよう励ます行事とも言えましょう。最近は、少子高齢化により担い手不足になり、 行く末が案じられていましたが、この登録で全国の注目を浴びたことにより、再び担い手が出現するようになりました。
 また、「なまはげ伝導士」という「なまはげ」についての知識試験の応募者も多くなり、ゆずの実男鹿市や周辺は大変元気になっています。なまはげ館では、多種多様なナマハゲ面が勢揃いしていますし、男鹿真山伝承館はナマハゲを体験出来る施設となっています。今回の登録は、男鹿市にとって名誉であり大きな誇りであると同時に、伝承の動機付けとしては大変喜ばしいことと思います。当店が5年前から販売している「しとぎ豆がき」の立体的「なまはげボックス」は多くのお客様にご好評いただいております。 
 本年もどうぞ宜しくお願い致します。







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